エンゼルバンクから考える理想的な転職方法

漫画紹介

「ドラゴン桜」の三田紀房さんが書いている「エンゼルバンク」

社会人のためのドラゴン桜といわれるくらい学べることが多いです。

扱うテーマは「転職」

「転職」を考えている人も、そうでない人も一度読んでみると役立つことがたくさんあります!

私自身も転職の経験があり共感できる部分が多かったです。

漫画読書会の参加者で転職を考えている人も多いようなので、

エンゼルバンクを読んで理想的な転職について考えてみました。

若手社会人 高島さんの転職

あらすじ

転職代理人の井野が担当する若手社会人の高島さん。

転職への真剣度も低く、

適当でいい加減で常識がない。

転職理由も30才までに転職して給料が上がったらいいや

といった曖昧なもの、、、

井野のアドバイスでなんとか内定をもらったものの、

退職手続きで上司に引き留められ、

結局、転職を破棄してもとの会社で働くことに、、、、

高島さんには何が足りなかったのでしょうか?

なぜ退職がうまくいかなかったのか?

高島さんは退職を上司に告げた際に、

「君には期待している」

「次のプロジェクトを任せようと思っていた」

「次の仕事が終わってからにしよう」

といった説得を上司から受け、転職を取りやめます。

こういった引き留めは

その人が優秀で会社に必要であるため起こりますが、

それだけでなく、上司が自分の評価を下げないために行われることもあります。

高島さんは上司の引き留めに簡単に応じてしまいます。

なぜ転職が決まったあとに悩むのか?

「転職が決まったからそのまま行くと思っていた」という井野に

上司の海老原は「転職先が決まったから悩む」と告げます。

これはどういう意味でしょう?

転職という一生を決めてしまうような大切なイベントですが、

実は多くの人があまり考えずに就職先を決めています。

もちろんすべての人ではないですが、、、

考えずにまず「行動」してしまう

まず行動してしまう。

この行動パターンを多くの人がとってしまいます。

お店で買い物をする時をイメージするとわかりやすいと思います。

例えば自転車を買うとして、

調べるより先にまずは店に行く人も多いと思います。

自転車を買いに自転車屋さんに行って

気に入ったものがあったら購入する。

これは自然な流れと思われますが、

これが考える前に行動している人の行動パターンです。

行動する前に考える人の場合は

買いに行く前に

ネットの比較サイト等で情報収集を行ってから選びに行きます。

先に行動から始めてしまうと、あとから新しい情報で悩みます。

例えばすぐに新しい機種が出ていまう

他の店でさらに安く購入できるキャンペーンがあったなど、、、

このような経験がある人も多いと思います。

なぜ考えるより先に行動してしまうのでしょう?

より正しく考えるには?

考える前に行動してしまう理由としては、

正しく考えるのが難しいことが挙げられます。

「考える」というのはこの場合

「比較している」と言い換えることが出来ます。

あの自転車とこの自転車。

比較する時に人はどこに着目するでしょう。

重さ、価格、デザイン、機能性、、、、

実は自転車の中でも比較するポイントは多くあります。

他のすべてが同じで一つだけ異なっているという比較なら簡単ですが、

ほとんどの場合は多くの点で違いがあります。

スポーツ用に使うならば、機能性や重さを重視するでしょう。

週に1,2回近所のスーパーで買い物するときに使う

程度だと価格を重視するかもしれません。

つまり多くの相違点の中でどの差異に着目するかの優先順位付けが必要になります。

自転車の購入理由が明確でないと

比較ポイントの優先順位付けはとても難しいです。

この状態でお店に行くと、高確率で店員さんのおすすめの自転車を購入するでしょう!笑

これは必ずしも悪いことではありませんが、

転職ではエージェントに流されてよく考えずに就職先を決め、将来的に後悔するかもしれません。

このように正しく考えようと思うと

「比較ポイントの整理」とその「優先順位付け」が必要となります。

そして優先順位は、購入の目的によって決まるため、

購入目的を明確にするには非常に重要です。

一度決めると基準ができる

一方で「この自転車を買う!」と決めると状況が変わります。

それまではなんとなく悩んでいましたが、

「この自転車」と決めることで、その自転車を購入するイメージができます。

イメージが決まるとそれを基準としてほかの自転車を比較することが出来ます。

例えば

通勤に使うには少し不格好だな、、、

とか

子供を乗せても大丈夫かな?

といった感じでしょうか!

優先順位がない中で比較だけを行うと、悩んでしまって答えが出ない。

だからとりあえず店に行ってみる!となります。

もしくは、考えるのが面倒になって選択をしないという選択をします。

ここでは自転車の購入を例に挙げましたが、

転職でも同じようなことが起こるかもしれません。

転職だと

今の仕事がしっくりこない、つらい、人間関係が嫌

などの理由で

とりあえず転職サイトに登録して、転職代理人に相談しよう

といったところでしょうか。

このような行動パターンで転職すると

後になって後悔したり、今回のように引き留められて断念するということもあります。

ただし、エンゼルバンクの中でも言っていましたが

この「考える前に行動」パターンは

必ずしも悪いわけでなく、

一番もったいないのは、悩みすぎて何も行動しないことです。

転職前に何をすべき?

何事も理由が大切

ここまでを振り返ってみると

高島さんの転職がうまくいかなかった一因は

転職の理由が不明確で優先順位が曖昧だったことが挙げられます。

これは転職に限ったことではありませんが、

「理由」が不明確だと

困難や周りの人の反対ですぐに折れてしまいます。

例えば日本人の多くが挫折することとして

「ダイエット」「英語学習」が挙げられます。

なんとなく始めたダイエットはなんとなく終わっていて

なんとなく始めた英語の勉強はなんとなく辞めてしまいます。

かくいう私も両方とも挫折を経験しています笑

今考えると両方とも理由が曖昧で

「友達がジムに行ってるから!」

「本屋さんでよ良さそうな英語学習の本を見つけたから!」

とかその場のノリでなんとなくやり始めただけでした。

続かなくて当然だったと思います。

高島さんの場合は「なぜ転職するか?」が曖昧なので、

転職後どうなりたいのかを明らかにすると良かったのかと思います。

転職代理人に相談する前に考えておくこと

さて、転職前に

「将来どうなりたいかを考え、転職理由を明確にすべき」

といいましたが、これは結構難しいです。

一番大きい理由は

周りにこのようなことを考えている人が少ないからです。

同僚でも「会社やめたい!」と考えている人は多いと思いますが。

同じ立場なので、長期的な視点から将来どうなりたいかを考えるのは難しいと思います。

下手すると現状の愚痴を話し合うだけで何の進展もないこともあると思います。

私も転職の際に苦労しましたし、悩んでいる方も多いと思いますので、

転職代理人に相談する前にしたほうがよいことを3つ紹介したいと思います。

1社外のつながりを大切にする。

会社にいると会社の感覚が当たり前になってきますが、

実はほかの会社、業界を知ると全然あたりまえでないことも多くあります。

特に新卒だと初めての会社に染まりやすいので、その傾向は強いと思います。

私もそうでしたが新卒で大企業に入ったら、

周りに転職しようとする人はまずいないと思います。

そのようなときに会社外のゆるいつながりを持つことで

いろんな業界の当たり前を知ることが出来ます。

会社の人間関係だけだと、一緒の時間が長い同僚の考えに染まりがちですが、

視野を広げることで新たな解決策も見えてきます。

例えると

難しい数学の問題を、数学が苦手な人同士で考えているようなイメージです。

数学が得意な人に聞くと、すんなり解決することもあると思います。

 

2社会トレンドを身につける

社会トレンドを身に着けるのも非常に大切です。

企業を比較するときに、ネームバリューや職種、勤務条件、、、

などの部分的な項目に注目しがちですが、

その働き方を社会トレンドと逆向するとしんどいと思います。

これは例えばアンドリューカーネギーの伝記を読んで

「鉄鋼王に俺はなる!」とかいって

鉱山につるはしを持っていき、それを一生の仕事にするようなものです。

あなたの友人がそんなことを言い始めたらおそらく全力で止めるでしょう。

社会トレンドは何冊か適切な本を読むと身に付けることが出来ますが、

人気ブロガーちきりんさんの「未来の働きを考えよう」という本では

下記3つの社会トレンドを説明しています。

・大組織から個人へ
インターネットの発展で、大企業しかできなかったことが個人でもできるようになってきました。
大企業で働くメリットも以前に比べて少なくなってきています。

・先進国から新興国へ
グローバリゼーションの潮流で、市場が世界中に広がりました。
もはや日本国内の市場は縮小傾向ですので、海外まで視野に入れた戦略が必要になります。

・ストック型からフロー型へ
長寿化により、会社の寿命よりも個人が働く期間のほうが長くなります。
キャリアチェンジが多くなるため、一つのスキルをストックするより、新しいスキルを身につけ続ける必要があります。

このように社会トレンドの変化により過去の常識がどんどん変わってきています。

 

3ビジネスモデルを理解する

これはすこし高度な話になってくるので難しいかもしれませんが。

企業を判断するときに、その企業が収入をどのように得ているかを知っておくと

その企業の安定性が想像できると思います。

例えば

19世紀中ごろにアメリカ西部でゴールドラッシュが発生しました。

このときに儲けたのは誰でしょうか?

金を掘ったひと?

と思われるかもしれませんが、実際に巨万の富を築いたのは

労働者がはくデニムを提供した会社

出稼ぎにきた人のお金を地元に届けた銀行

掘り出した金を運搬するための鉄道を作った会社

それぞれ今のリーバイス、ウェルズファーゴ、

そして、大陸横断鉄道をつくった「鉄道王」リーランド・スタンフォードの

私有地はのちのスタンフォード大学、シリコンバレーとなっています。

なんのこっちゃ!と思うかもしれませんが、

転職の際に多くの会社を見る機会があると思いますが

そのときにその会社が産業の中でどんな位置づけにあり、

どこから収入を得ているかを知ると会社への理解も深まります。

まとめ

私も転職前に同じようにしましたが、

自分ですべてやるとなると結構多くの本を読んで

アウトプットして適切な人からアドバイスをもらう必要があると思います。

ぶっちゃけ結構大変です。

情報のチャネルを会社に絞りすぎるのでなく、

社外の人とのつながりを大切にして、

本や漫画を通してトレンドを学ぶことで

より自分の理想とする働き方に近づけると思います。

漫画読書会を開催してみると意外に転職を考えている人も多かったので。

このような記事も書いてみました。

ご参考にしていただけますと幸いです。

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