身近な宗教を分かりやすく「漫画で学ぶ世界の宗教」

漫画紹介

「宗教」

と聞くとなじみがない人も多いかと思います。

しかし、宗教によって戦争が起こったり、

経済が発展したりと私たちの生活に及ぼす影響は非常に大きいです。

今回はそんな宗教をわかりやすく解説した

「漫画でわかる世界の宗教」

を紹介してみたいと思います。

管理人
管理人

こんな人におすすめ
・宗教に興味がある人
・海外の人と関わる機会が多い人
・海外との文化の違いに興味がある人

あらすじ

イスラム教は怖い?ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神様は同じ!?日本人は無宗教?主人公・ちとせの働く旅館を訪れる、様々な国の人たち。物知りイギリス人客の助を得て、ちとせは宗教について学んでいく―
引用元:amazon.com

主人公の上川ちとせは父が病で倒れたため、実家の旅館に戻ってきます 。

旅館には海外からのお客様も多く、宗教や生活様式の違いから、

誤解が生じたり、うまく意図が伝わらないことも、、、

どうしたら ちゃんとおもてなしできるか悩むちとせは、

宿泊客で宗教について詳しいショーンから宗教を学ぶきっかけを得ます。

お客様によりよい時間を過ごしてもらうために宗教を学ぶちとせ。

はじめはお客様の信じる宗教を学んでいましたが、

次第に自分自身の宗教やなぜ宗教が存在するのかについても考えるようになります。

世界の主な宗教

現在、世界の宗教人口は

キリスト教が31%、イスラム教が23%、仏教が7%となっております。

それぞれの宗教の特徴やキーワードを簡単に見ていきたいと思います。

イスラム教

世界史を学んだ方はご存知かもしれませんが、

イスラム教は7世紀にアラビア半島で始まった宗教です 。

創始者は商人のムハンマド(マホメット)です。

砂漠という過酷な環境で起こった宗教なので、

日本のように「困ったときに神頼み」のような気軽な感覚ではなく、

生活と信仰の結びつきが強く、守るべきことも多いです。

6信5行

6信5行はイスラム教徒(ムスリム)が信じる6つのことと、行うべき5つのことです。

6信

アッラー イスラム教の神。イスラム教は一神教なので唯一の神様です。

天使  神と人を仲介するために天使が存在します。ムハンマドは天使ガブリエルからアッラーの掲示を受けます。

経典 イスラム教の経典はコーランです。神からムハンマドへの啓示が記されています。

預言者 未来のことを言い当てる予言者とはことなり、神の言葉を預かるものとしての「預言者」です。
来世 イスラム教の死生観では、人間は死んでも最後の審判の時に生き返り、裁きを受けます。良い行いをしたものは天国へそうでないものは地獄におちます。
最後の審判のときに生き返る肉体が必要なので、イスラム教では土葬が一般的です。

天命 すべての運命は神によって決められている。

5行

礼拝  1日5回メッカに向かって礼拝を行います。

断食 イスラム歴の9月に断食を行います 。
日が出ている間は飲食禁止。日没後は普段より盛大に食事をします。

信仰告白 「アッラーのほかに神はいない、ムハンマドはアッラーの使者である」と唱えること。

喜捨 収入の一部を貧しい人のために寄付すること。

巡礼 一生に一度は聖地メッカを巡礼する。

ハラーム
イスラム教で禁じられていることです。(許されたものをハラールといいます)
・利子をとること
・偶像崇拝
・お酒を 飲むこと
・豚肉を食べること

 

このようにイスラム教では

冠婚葬祭の時だけでなく、日常的に行うことが多くあります。

断食や礼拝など慣れていない人から見ると大変に感じますが、

それに対しての漫画中の

「礼拝は心の栄養」という表現はとてもわかりやすかったです。

キリスト教

キリスト教の創始者のイエスはもともとユダヤ教徒でしたが、

律法ばかりを重視するユダヤ教に疑問を持つようになります。

イエスが30歳の頃にヨルダン川のほとりで洗礼者ヨハネから洗礼を受け、

神の愛「アガペー」を説いて回ります。

ユダヤ教では神から与えられた律法を守る見返りに救われるという考えでした。

これに対してキリスト教では、律法を守れないものにも神は無償の愛を注いでいる。

自分を愛するように隣人を愛する「隣人愛」

そして神の愛にならって人の罪を赦すことを説きました。

キリスト教といってもさまざまな流派があり、

特に多いのがローマカトリック とプロテスタントです。

16世紀まではローマカトリック協会中心となってキリスト教をまとめていました。

「サン・ピエトロ大聖堂」建築のため財政不足に悩まされたカトリック教会は

16世紀に「免罪符」を発行します。

これにカルバンらが抗議して宗教改革が起こり、誕生したのがプロテスタントです。

ちなみにプロテスタントの 名前の由来は抗議する人です。

この100年くらい後にイギリスでも同様の背景からピューリタンが生まれ
アメリカにわたります。

なので、アメリカにはプロテスタントが多いです。

ちなみにプロテスタントの協議では労働によって利益を得ることが善となったため、資本主義が発展しました。

信仰の自由を尊重するのがプロテスタントなのでさまざまな解釈が生まれ流派が増えています。

よく、カトリックの教会は豪華。

といわれることがありますが、

これは文字が読めない人も聖書のストーリーがわかるように

絵を多く装飾したからのようです。(それで資金不足で免罪符を発行とは、、、)

宗教改革ではこのような点も見直せるように聖書の翻訳も進められました。

仏教

創始者のゴータマ・シッタールタは王子として生まれましたが、

4苦(生老病死)から逃れられないことを痛感して出家します。

出家後、菩提樹の下で悟りを得てブッダとなり仏教を開きます。

輪廻
仏教の死生観では死後は他の人間や動物に生まれ変わるとされています。
天・人・修羅・畜生・餓鬼・地獄のどこかに生まれます。
これを六道輪廻といい、この苦しみの輪から抜け出すことを解脱といいます。
仏教では悟りを開くを輪廻転生から抜け出せ、極楽浄土で暮らせるとしています。

上座部仏教
仏陀のように自分たちも修行して悟りを開こう。

大乗仏教
修行をせずとも南無阿弥陀仏を唱えることで悟りを開こう。

 

仏教では生きているときは苦しみの連続なので、

信者は悟りを開くことを目標にしています。

修行が必要かどうかで上座部仏教と大乗仏教に分かれます。

ちなみに日本に伝わったのは大乗仏教です。

なぜ宗教が必要なのか?

本書のなかでもなぜ宗教が生まれたのか?

という話をしています。

この本では宗教が存在する理由が二つあるといっています。

死の恐怖を克服するため

ほとんどの宗教で死生観が語られています。

人にとって死は避けられない定め。

そのため死んだ後にどうなるか?

について恐怖をいだきます。

「死」に対する恐怖を和らげ、救いを与えるために宗教が存在するという考えです。

仏教では輪廻転生、キリスト教では最後の審判として死生観が描かれています。

生きるための原動力とするため

死を抜きにしても、生きる上で、規範となる考え方や信念が必要になってきます。

宗教はそのような道徳的な役割も果たしていると考えられます。

ちなみに日本ではその役割を武士道が果たしました。

日本人の心「武士道」をわかりやすく!〜まんがで読破シリーズ〜

まとめ

今回紹介した「漫画でわかる世界の宗教」では、

様々な宗教をかわいいイラストでわかりやすく紹介してくれています。

宗教に興味を持つきっかけとしておすすめの漫画です!

本書でも触れているのですが、なぜ宗教が存在するか?の二つ目の役割は

必ずしも宗教でないのかなと思います。

例えば会社の社訓であったり、学校や親の教えも

生きる上で信じるものになるかと思います。

 

個人的には

与えられたものを受動的に信じるのでなく、

様々な考え方や信じるものがある中で、

自分が何を信じて生きるかを選ぶのが大切かと思います。

そのためにも様々な考えに触れてるように心がけていきたいと思います。

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管理人
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